佐藤万絵子:うけとめるひとのいるところ

展示風景-1

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遊工房アートスペース佐藤万絵子さんの展示を見に行って来ました。
2階の外光に溢れた空間で作品は展示されていました。
会場で制作を続けることで、日々刻々とカタチを変えて行くインスタレーション。
展示空間自体を絵の中として、オイルスティックを手に「絵のなか」の世界へと果敢に挑んだ痕跡が
圧倒的な空間を生み出していました。

「絵のなか」と言う作家の言葉は、比喩的な事ではなく、実際に絵の中へと自身を同化させるように
して、そこから見た風景のことを指しているのだそうです。

以前、佐藤さんに譲って頂いた絵を部屋の壁に掛けた夜のことを思うと、
私にはその「絵のなか」という言葉が真実以外のなにものでもないのだろうと思えるのです。
その夜、壁に絵を掛けて、深夜机に向って作業をしていると、私の背後に飾られた絵から
なにか、とても強い雰囲気が立ち上がり、部屋の中に「絵のなか」の世界が流れ込んでくる感じがしました。
部屋のなかは「絵のなか」の気配に満ち、そのまま絵の世界へと迷い込んで行ってしまう様な感覚に包まれていました。
それは、錯覚に過ぎないのかもしれませんが、作家の見た世界を一瞬垣間みたような気がしたのです。

展示されているのは、作家の見る「絵のなか」のほんの一部で、それは終わることの無い試みなのかも知れません。そこに広がる風景は目の前にありながらも、想像力の翼では届かない、近くて遠い場所にあるかのようです。「絵画」という深淵の前に立ち、残された痕跡を手がかりに、その表現の向こう側にある、純粋な何かに静かに向き合ってみたいと思うのです。

※写真は許可を得て掲載させて頂いています。佐藤さんありがとうございます。

comment

DUMASさんへ
そうですね、作品の持つエネルギーって凄いですね。
やはり、生きることと描く(作る)ことがブレることなく
繋がっている方の作品はそれだけで力が宿っているように感じます。

私も美術館に行くと、そのエネルギーでなのか?クタクタに疲れますね、、
なので、小さめの美術館の方が良かったりしますね。

はい、是非リンクよろしくお願いします。
水色デザインさん、こんばんは。

「絵のなか」というのは素敵な表現ですね。作家の世界、そして作品の世界に引きずり込まれるあの感じ。まさにそんな言葉です。

時に、美術館の空間に居たはずなのに、展示室を出ると何時間もどこかを歩いたように疲労していることがあります。
作品のエネルギーや世界に心が飛び込んで行ったのだと私には感じられます。又そういうことを常々感じていたので、この表現に賛同いたしました。

ところで、水色さん のブログとリンクさせて頂きたいのですが、よろしいでしょうか??

ふぇりち~たさんへ
モビールを飾れるような空間があるのって良いです、
気持ちの良い空間があると、心も身体もリラックスしますね。
私はペインティングが好きなので、壁の広い家に住みたいものです。。

あと、窓からの風景なんかも意外と重要ですよね。
ここは、お隣の家の庭がきれいなので、とても助かっています。
借景というんでしょうかね。。
鳥が来たり猫が来たりしてなかなか、楽しいですよ。

週末には部屋をきれいにして気持ちの良い空間にしようと
改めて思いました、、。
私も空間のデザインは大好きです。
星空を見上げるのが好きなように、
部屋の中でも空間をアートでできたら幸せだなといつも思います。

今、部屋の中には、モビールが2つ下がっています。
部屋の空気の流れにそってゆれるモビールは、
空間をアートしてくれる上に、ゆるやかな動きが癒しを与えてくれます。

壁に絵を掛け、その世界を垣間見ることができる、、、
そんな感覚がステキですよね。。

comment fome

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