明け方の青い夢

青い光

明け方にこんな夢を見た。

雨漏りがしそうな古びた木造の軒先に、ガラクタの様なモノを売っている店があった。
品物を手に取ってみると、やはりずいぶんとくたびれた物ばかりが並んでいる。
果たして、こんな物が売れるのだろうかと訝しがっていると、
客がぽつぽつとやって来ては品物を手に取って熱心に眺めたり、頷いたりしている。
店主に適当に手にしたものを幾らか聞いてみると、
高い訳ではないがガラクタの割にはずいぶんと値が張る。

しかし、手に取る物、手に取るものが、みんな一様にどこかしら青い色が入った品物ばかりだった。
くたびれた着物には藍染めの青い柄が、ほこりを冠った額に入った日本画は
キキョウが青い花を咲かせている。
店主が取り出した、駄菓子は大きな青い飴菓子で、履いている下駄の緒も深い青色だった。
一様に青い物ばかりが売られているのだ。
たまりかねて「こんなものが売れるのかね?」と店主に訪ねると、案外に客が付いていて
なかなか良く売れると言う、そんなものかなぁと思っていたら目が覚めた。

comment

文筆家でもある店チョーにはバレバレかなと思いましたが、、それ風に書いてみました。。
最近は川上弘美が好きなんです。
「泳げたいやきくん」の話、凄いね。娘さんと心の回路が通じているんですね。
漱石、または百聞っぽいね。
ちなみに私はなぜか「泳げたいやきくん」の夢をみて、目を覚ますと、不思議なことにあとから起きてきた娘が「泳げたいやきくん」を口ずさんでいました。

comment fome

管理者にだけ表示を許可する

track back

Powered by FC2 Blog
Copyright © mizuiro design Inc. All Rights Reserved.
GraphicWebArtGUIDesign