ディーター・ラムス Dieter Rams

Dieter Rams

府中市美術館の「純粋なる形象 ディーター・ラムスの時代―機能主義デザイン再考」展に行ってきました。

ディーター・ラムスはブラウン社のデザインを1955年以来、40年以上にわたり500点あまりを手がけて来ました。その影響を直接的あるいは間接的に受けていないプロダクトデザイナーはいないのではないかと思えるほどに、その製品群は強い魅力を今もなお放ち続けています。
それらは、ただ単に形状を着せ替えただけのモダンなデザインやシンプルなだけのミニマルなデザインとは一線を画しています。そこには機能を追求した先の、製品のあるべき姿をみることが出来ます。
それは、機能を追求して到達した簡素さと、佇まいの美しさを兼ね備えています。

そして、その徹底したデザイン哲学は、消費を賛美するような時代に有っても、すでにエコロジカルな視点での「もの作り」がなされています。その様なデザインの哲学は氏の信条「Less but Better(より少なくしかしより良い)」と言う言葉に良く現れています。また、その哲学を見事に現しているデザイン史に残る名作「SK4(白雪姫の柩)」が氏のデビュー作であり、また、その思想が現在まで貫かれつづけていることに驚かずにはいられません。
そしてまた、そこに日本的な「簡素の美」に通じるものを見つけるのは容易なことだと思います。

「作る」と言うことや、「使う」と言うこと、また「デザインがすべきこと」の答えの一つが、そこに製品のカタチとなって示されているのではないかと思いました。


ディーター・ラムス「良いデザインの10原則」 (覚え書きも兼ねまして、、)

Good design is innovative.
Good design makes a product useful. 
Good design is aesthetic. 
Good design makes a product understandable. 
Good design is unobtrusive. 
Good design is honest. 
Good design has longevity. 
Good design is consequent down to the last detail. 
Good design is environmentally friendly. 
Good design is as little design as possible. 

良いデザインは、革新的である
良いデザインは、製品を使いやすくする
良いデザインは、美的である
良いデザインは、製品を分かりやすくする
良いデザインは、謙虚である
良いデザインは、誠実である
良いデザインは、恒久的である
良いデザインは、細部の細部まで一貫している
良いデザインは、環境に優しい
良いデザインは、できるだけ少なくなる

comment

comment fome

管理者にだけ表示を許可する

track back

Powered by FC2 Blog
Copyright © mizuiro design Inc. All Rights Reserved.
GraphicWebArtGUIDesign