2009年07月の記事一覧

ディーター・ラムス Dieter Rams

Dieter Rams

府中市美術館の「純粋なる形象 ディーター・ラムスの時代―機能主義デザイン再考」展に行ってきました。

ディーター・ラムスはブラウン社のデザインを1955年以来、40年以上にわたり500点あまりを手がけて来ました。その影響を直接的あるいは間接的に受けていないプロダクトデザイナーはいないのではないかと思えるほどに、その製品群は強い魅力を今もなお放ち続けています。
それらは、ただ単に形状を着せ替えただけのモダンなデザインやシンプルなだけのミニマルなデザインとは一線を画しています。そこには機能を追求した先の、製品のあるべき姿をみることが出来ます。
それは、機能を追求して到達した簡素さと、佇まいの美しさを兼ね備えています。

そして、その徹底したデザイン哲学は、消費を賛美するような時代に有っても、すでにエコロジカルな視点での「もの作り」がなされています。その様なデザインの哲学は氏の信条「Less but Better(より少なくしかしより良い)」と言う言葉に良く現れています。また、その哲学を見事に現しているデザイン史に残る名作「SK4(白雪姫の柩)」が氏のデビュー作であり、また、その思想が現在まで貫かれつづけていることに驚かずにはいられません。
そしてまた、そこに日本的な「簡素の美」に通じるものを見つけるのは容易なことだと思います。

「作る」と言うことや、「使う」と言うこと、また「デザインがすべきこと」の答えの一つが、そこに製品のカタチとなって示されているのではないかと思いました。


ディーター・ラムス「良いデザインの10原則」 (覚え書きも兼ねまして、、)

Good design is innovative.
Good design makes a product useful. 
Good design is aesthetic. 
Good design makes a product understandable. 
Good design is unobtrusive. 
Good design is honest. 
Good design has longevity. 
Good design is consequent down to the last detail. 
Good design is environmentally friendly. 
Good design is as little design as possible. 

良いデザインは、革新的である
良いデザインは、製品を使いやすくする
良いデザインは、美的である
良いデザインは、製品を分かりやすくする
良いデザインは、謙虚である
良いデザインは、誠実である
良いデザインは、恒久的である
良いデザインは、細部の細部まで一貫している
良いデザインは、環境に優しい
良いデザインは、できるだけ少なくなる

七夕の月と風

七夕の月_1

photo 1| 2| 3

七夕の夜に天の川は見えなかったけれど、月がきれいに出ていた。
風に揺れる葉の音が記憶の中の笹音と重なり、色とりどりの短冊がひらひらと揺れるのが目に浮かぶ。
子供の頃に、毎年のように書いた願い事がなんだったのかは、思い出すことはできないが、
いまも、この風に吹かれて沢山の願い事がゆらゆらと揺れているのだろう。

過去に向って願う人は居ないだろうから、人は未来に向かって願うのだ。
当たり前のことかもしれないけれど、願うことによって未来に繋がることは確かにあると思う。
七夕というと、なんとなくファンタジックで子供だましのように思えるけれど
願うことの向こう側に広がる何かは、きっとあるのだろう。
七夕の願い事なんて、、と、すっかり油断してしまっていたけれど、
その風習の中には、人が生きて行くことの切実さや希望や可能性が見え隠れしている。
願うことや祈ること。それは、人が生きる上での本質的な命題を含んだ大切なことなのだと思う。

そんなことを、七夕の夜の風が運んで来たようだった。

イベント : 22Claritas Stone

stone_01

photo 1| 2| 3| 4| 5| 6| 7| 8| 9| 10

6月27日(土)にkiyata邸でのイベント 22Claritas 第2回「Stone」に映像で参加しました。
ムービーを公開しました

『Stone』

Stoneは石の街
Stoneは石の時間
Stoneは雪景色
Stoneは降る雪の上下
Stoneは氷
Stoneは氷の結晶と溶解
Stoneは無色で有色
Stoneは原石で宝石


・花を活ける人:羽鳥智裕
・空間デザイン:kiyata
・フード&オーガナイザー:muna
・映像:水色デザイン
・ブズーキ奏者:yoya
・花人間:miho kajiwara
・花:みんな

2009.6.27 at kiyata邸

Powered by FC2 Blog
Copyright © mizuiro design Inc. All Rights Reserved.
GraphicWebArtGUIDesign