考えるきっかけとしての「おいしいコーヒーの真実」

遠い国のコト

遠くの国のコトを想像するのは、なかなか難しい、、。
いま、ここにある自分と、遠くの国の名も知らない誰かとの接点を見付けるのは
容易なことではないように思える。
でも、わたしたちがなにげなく口にする食べ物や飲み物は以外と遠くからやって来ている事が多い。
例えば、チョコレートもカカオなどの原材料が、はるばるガーナなどから運ばれてくる。
カフェで口にするコーヒーもエチオピアなどからもやって来ている。
さらに、コンビニのお弁当などは、食材の移動距離の合計がなんと地球4周分くらいになるらしい。
グローバリズムというのは、なにやら不気味で空恐ろしい怪物のようだ。
しかも、それら沢山の農作物をつくりながらも自分たちは貧困にあえいで、
食べることもままならないと言う、そんな悲しい現実に先進国の物質的な豊かさは支えられている。

自分が口にする食べ物を作っている人たちが幸せなら、きっと食べるわたしたちも
幸せな気持ちになれると思う。
そんな幸せの連鎖を生み出す仕組みとしてのフェアトレードが最近とても気になっている。

遠くの国のコトを考えるきっかけとして、
ちょうど、今日から公開になった映画「おいしいコーヒーの真実」を観てみようと思っています。

作家の眼差し:金田実生

金田実生 Mio Kaneda

初めて金田実生さんの作品に遭遇したのは、2003年の府中ビエンナーレ「ダブル・リアリティ―」だっだ。
なんとも、暖かい絵だった。何かを許し、受け入れるような、作家の眼差しをそこに感じた。
柔らかな筆使いの中に浮かび上がる、光の様な植物の様な色彩、
それは、支持体から遊離して鑑賞者と絵とその間に、音も無く静かに、ある印象や雰囲気、
そして、正に気配として伝わって来るのだった。
その気配は、私たちが生きていることそのものと深く関わっている様に思う。
それは私たちが、気づかずに通り過ぎてしまう何かであり、言語化される事の無い何かであり、
視覚の向こう側にある何かであり、意味が与えられることの無い何かだ。
しかし、それらは私たちの生きる世界に声もないままに、そっと寄り添い続けている。

あの時、絵から感じた何かは身体のどこかに残っていて、今でも5年も前のあの展示室を
ありありと思い出す事ができるくらいだ。

そして、この文章を書く今もその気配は濃厚に漂い続けている。

6月20日から恵比寿の MA2 Gallery で金田実生展「宵の晴れ」が開催されます。
今回もとても楽しみです。

上の画像は金田実生さんの作品:日常の強度(部分)

コンテクストデザイン・ワークショップ:チューニング

チューニング

コンテクスト(文脈)という言葉に興味があり東京自由大学で行われている
上林壮一郎さんのコンテクストデザイン・ワークショップに参加をしたのは、2年前のこと。
このワークショップの良いところは、答えや結論を無理に作り出さないところだと思う。
最終的にグループワークを通して提案にまとめ上げはするものの、
その提案はある余白を残して参加者各自の今後に委ねられる様な大らかさがある。
何にでも答えや結論や結果を求める現代の中では、疑問や不思議や興味をそのままに見つめる事は
とても貴重な試みだと思う。
参加者はテーマを通して各自の「問い」を見出すプロセスを踏む事になる。

今回で7回目の参加だが、また新たな気付きを得る事が出来たと思う。
「チューニング」というテーマでなので、どんな深いデザインの世界が見えてくるか楽しみだった。

言葉を通して考え、上林さんの作品から何かを感じ、グループワークで各自の「問い」を立てる。
今回の目的は「チューニングのセンスを磨くこと」だと言われていたのが、とても印象的だった。
私にとって「チューニング」する何かは、目には見えない物事を可視化する試みではないかと思う。
今まで、見落としていた何か、気づかずに通りす過ぎてしまう何か、触れる事の出来ない何か、、。
それらを捉える意識の変化への秘密がそこにはある様な気がする。

2008.5.24 東京自由大学 コンテクストデザイン・ワークショップ
「チューニング」-次元の断面を切るあかり- 
講師:上林壮一郎 (デザイナー・京都造形芸術大学准教授)

続。sentimental journey

熊本奈津子

natsukoさんの個展に行って来ました。
旅をテーマにした、柔な色合いの可愛らしい新作イラストが展示されていました。
作者のnatsukoさん本人も絵の中から出て来たような感じの人です。
(我が家では密かにクマっ子と呼んでます)
展示期間は5月28日(水)迄です、表参道に行かれる方は是非どうぞ。。

sentimental journey



友達のnatsukoさんが、表参道のOPA galleryで5月23日(金)から個展をします。

natsukoさんの絵は、色使いがキレイで小洒落てます。
今回の個展では、心のなかのセンチメンタルな旅の景色を描くそうです。

2008 5/23fri → 5/28wed
natsuko kumamoto exhibition
sentimental journey
OPA gallery

プチエコ:エコキャップ

エコキャップ

ペットボトルのキャップが、ポリオや、はしかのワクチンの購入資源になります。
キャップ400個で10円になるそうです。
ポリオワクチンは1人分20円。800個で1人の子どもの命が救えます。

うちの近所でも「エコキャップ運動」が盛んになってきています。
捨ててしまっていたものが誰かの役にたつなんて、ちょっといいです。

世界の子どもにワクチンを日本委員会

曖昧さの向こうに

曖昧-1

photo 1|2|3|4|

「なんとなく」なものが良いと思う。
モダンデザインが目指してきた緊張感や黄金比やグリッドシステムの外側にある世界に心惹かれる。
システムが取りこぼしてきた、割り切れなさや曖昧さの中に大切な秘密が隠れているしたら、
計算によって導かれる絶対的なレイアウトよりも、何となく置かれた曖昧さに
心を打つなにかが隠れていても不思議なことではない。

緊張感が画面を構成するのでは無く、時間を孕んだような「ゆるみ」が画面をバランスさせて行く。。
ゆっくりとした時間をそのまま反映したような、どこか定まらないままの、
でもある一瞬、ピッタッと静止した様なレイアウトやバランスが捉えられないだろうか、、。

「ゆるみ」や「ゆらぎ」「かすか」「なんとなく」など感覚が捉える極限の微細性がそこにはある。
「なんとなくコレが好き」と言う様に誰もが意識することなく、その微細性を手にしている。

「なんとなく」の精度を極限まで高めると形式や型、道などに至るのかも知れない。
しかし、「なんとなく」なものを「なんとなく」のままに、曖昧なまま扱えたら素敵だと思う。

明け方の青い夢

青い光

明け方にこんな夢を見た。

雨漏りがしそうな古びた木造の軒先に、ガラクタの様なモノを売っている店があった。
品物を手に取ってみると、やはりずいぶんとくたびれた物ばかりが並んでいる。
果たして、こんな物が売れるのだろうかと訝しがっていると、
客がぽつぽつとやって来ては品物を手に取って熱心に眺めたり、頷いたりしている。
店主に適当に手にしたものを幾らか聞いてみると、
高い訳ではないがガラクタの割にはずいぶんと値が張る。

しかし、手に取る物、手に取るものが、みんな一様にどこかしら青い色が入った品物ばかりだった。
くたびれた着物には藍染めの青い柄が、ほこりを冠った額に入った日本画は
キキョウが青い花を咲かせている。
店主が取り出した、駄菓子は大きな青い飴菓子で、履いている下駄の緒も深い青色だった。
一様に青い物ばかりが売られているのだ。
たまりかねて「こんなものが売れるのかね?」と店主に訪ねると、案外に客が付いていて
なかなか良く売れると言う、そんなものかなぁと思っていたら目が覚めた。

プチエコ:遠い水、近い水。

evian

大きな事は出来ないけれど、些細なことなら出来るかな?と思って、
自分なりにプチエコ(ちょっとしたエコ)をしてみています。

ある時に、外国のミネラルウォーターを飲んでいて、ふと思った。
この「水」は、はるばる海を越えて遠い場所から運ばれて来たんだよね、、、。

「せめて、日本のミネラルウォーターを飲もう」と。

些細な事ですが、これはとても簡単に出来る事なので、ちゃんと続けられています。

できれば、食べ物も近くのものを食べられるといいのだけれど、、、。
ちなみに、みなとみらい線/馬車道駅のカフェ「80*80」(ハチマルハチマル)では
「80km圏内の食材を80%以上使用すること」と言うコンセプトの軽食とお茶が頂けます。
馬車道駅からBankArt Studio NYKへ向う途中にあるので時々利用しています。
雰囲気も素朴でいい感じですよ。

5月のハイソックス

イラスト : 五月のハイソックス

5月なので少し前の作品ですが載せてみました。(タイトルが「5月のハイソックス」なので)
本業はデザインですが、イラストもたまに描きます。

続。KIYATA studio in SICF

KIYATA

スパイラルで開催の第9回 SICFに行ってきました。
kiyata君は連日の製作で寝不足でフラフラでしたが、作品はとても素敵で、
フラフラのヒゲもじゃの人が作ったとは思えないくらいでした。
写真の時計の他にも、新作が見られます。

日本の味、富山の味。

お醤油

富山の店チョーのお店「黒部うまいもん屋 アイル」からお取り寄せをしました。
中でもお気に入りはヤマデンのお醤油です。濃い口のしっかりとした味わいはどこか素朴で、
食材の旨味を引き立てるので、お刺身にはぴったりですね。
商品のチョイスも渋く、どこか日本の食卓の原風景を彷彿とさせるようですね。
富山県黒部市の地元の味わいが楽しめます。

KIYATA studio in SICF



友人のkiyata君が、青山スパイラルホールで開催される、第9回 SICF(スパイラルインディペンデントクリエイターズフェルティバル)に参加します。
この間のカフェイベントで新作を見ましたが、素敵な作品で欲しくなりました。
写真のキノコ型のランプは我が家にあるkiyata君の作品です。

◎ KIYATA studioの出展日:Bグループ:2008年5月4日(日)/5日(月・祝)
会場:青山スパイラル 3F
入場料:Free Pass 期間中の4日間有効(一般:¥1500/学生:¥1000)
    1Day Pass 期間中の1日のみ有効(一般:¥700/学生:¥500)
SICFサイトにクーポン券があるので、プリントして持参すれば入場料が20%割引になります。

Powered by FC2 Blog
Copyright © mizuiro design Inc. All Rights Reserved.
GraphicWebArtGUIDesign