"tampopo" in 茶室(旧柳下邸)



昨年11月に行った旧柳下邸でのイベント「その間」で、インタラクティブ作品「tampopo」を茶室に設えました。この作品は、センサーに向って息を吹きかけると、掛け軸の中のタンポポの綿毛が茶室の空間に飛び散ります。

バーチャルなタンポポに向って息を吹きかける時、私達の記憶の中でもタンポポの綿毛が飛び散っています。それは、いつかは定かではない子供の頃の記憶。あるいはつい昨年のことかも知れません。5月の空の下に摘み取った手の感触と吹きかけた息の強さと、風に流されて何処かへと飛んで行く綿毛を見送る自分。ぼんやりとあるいは、はっきと蘇る記憶のかけら。

また、タンポポを吹くという行為を通して小さな(些細な)感覚の変化が生まれてはいないでしょうか?例えば、地球が自転をしている事や、頭上を音もなく過ぎてゆく雲の存在や、手のひらの上を吹き抜ける風をリアルな世界の感触として受け止める事が出来るのではないだろうか?と思うのです。

タンポポを通して「あなた」と「世界」の間に向かってそっと息を吹きかけてみてください。

「 あなたの記憶の中のタンポポは飛び散りましたか? 」

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旧柳下邸 「 その間 」展

sonoma

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旧柳下邸での 「 その間 」展が無事終了しました。
会期中は沢山の方にご来場頂きありがとうございました。


懐かしさが漂う趣のある空間に、作品を通して何かの気配や記憶や物語が、
静かながらも確かに立ち上がっていたように思う。
それは「 その間 」というタイトルに込めた思いが、それぞれの作品世界を通して
その間の向こう側からこちらへと、溢れて出して来たようだった。

それらは、いつも私達のそばにありながらも、見過ごされ、通り過ぎ去ってしまう、
気配や予感のように、ふとした瞬間に現れては消えて行く、儚い不確かさの中で
鮮やかな質感を伴って立ち上がるのだ。


そ の 間  s o n o m a

目に見えるものも、見えないものも、そこにある。
それは壁を一枚隔てただけで消えてしまう訳ではない。
過ぎてしまった時間も空間も、明日訪れるかもしれない何かも、
私たちのまわりに光のように溢れている。
それらは時に、物語や記憶や気配として、
人知れず「その間」の向こう側に静かに立ち現れる。

水色デザイン  KIYATA  横井宏美

インスタレーション作品 光のシリーズ1~4 / 映像:水色デザイン サウンド:cokiyu
展示映像はこちらから→
チェロと映像のライブパフォーマンス / 作曲・チェロ演奏:坂巻 史和 映像:水色デザイン

根岸なつかし公園旧柳下邸

※ライブパフォーマンスとインスタレーションの模様は映像の編集が出来次第に動画を公開します。

お月見 in 旧柳下邸 & イベントのお知らせ

月見_1

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中秋の名月は見られましたか?
水色デザインでは、11月に旧柳下邸で行う、アートイベントの為の下見も兼ねて
「旧柳下邸の十五夜」のイベントに参加して来ました。

日本家屋で過ごす十五夜、ほの暗い明かりのしたで、子供の頃に過ごした夜の記憶が、鮮やかな質感を伴って蘇ってきました。そこは、なんとも懐かしい感覚に溢れた空間でした。
昼も良いですが、普段は体験できない夜の旧柳下邸もまた格別な雰囲気があります。

---旧柳下邸でのアートベントのお知らせ---
アートイベント 「 その間 (sonoma) 」
11/20(金)~11/23(月・祝)
展示:水色デザインKIYATA 横井 宏美
入場・観覧:無料

チェロと映像のライブパフォーマンス
11/22(日) 17:30~19:00
チェロ奏者:坂巻 史和 映像:水色デザイン
(ライブは事前予約が必要です。 料金:1,000円)

詳細はこちらからご覧下さい。

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